硝子体注射とは
約10年前から開始され、以前までは大学病院や総合病院といった大きな病院でしか受けることが出来ない治療でした。現在の眼科の治療でなくてはならない治療法です。
- ●適応疾患
- ●網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫
- ●強度近視による脈絡膜新生血管
- ●糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫
- ●加齢黄斑変性症
これらの疾患はVascular Endotherial Growth Factor=VEGF(血管内皮増殖因子)が、目の中で産生されることにより視力低下を引き起こします。硝子体注射はこのVEGFの働きを抑える薬剤を眼内に注射することにより病気の進行を抑制する治療法です。
- 治療法
- 点眼薬で局所麻酔後に0.25mmの細い注射針で目の中に薬を投与します。