玉城眼科|眼科一般、小児眼科、白内障・緑内障の治療、コンタクトレンズ(小岩駅より徒歩5分)

医療法人社団 玉城眼科

小児眼科・
斜視・弱視

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ、明るさがわかる程度といわれています。 その後、色々なものを見ることで視力は発達し、大体3歳くらいで1.0になるとされています。視力の発達にはものを見ることが最も重要です。
目から受けた刺激を脳が正しく理解することで発達します。もし視力の発達の途中でものをくっきり見ることができない状態が続くと、視力の発達が妨げられてしまいます。この状態を弱視といいます。

当院では国家資格を持った視能訓練士が検査を行います。
診察と治療は順天堂大学病院で小児眼科・斜視・弱視部門チーフであった院長が専門に行います。

副院長も順天堂大学浦安病院で未熟児網膜症の加療、小児眼科外来を担当していますので診察、治療を行います。

お子様の目の状態で気になることがあればお気軽にご相談ください。

弱視の原因と治療方法

屈折異常弱視

強い遠視や乱視といった屈折異常があると、どこにもピントがあっていないためボヤけたものしか見ることが出来ず、視力の発達は妨げられてしまいます。屈折異常を矯正するために眼鏡を作成し、常用することで視力の発達を促します。

不同視弱視

片方の目にのみ強い遠視や乱視といった屈折異常があると、異常のない目ばかりを使ってしまうため、異常がある方の目の視力の発達は妨げられてしまいます。
屈折異常弱視と同様に眼鏡での矯正が必要になります。眼鏡だけで改善しない場合は良い方の目に対しアイパッチ(眼帯)を貼り、弱視の目を使わせることで視力の発達をさらに促します。
アイパッチを行う時間は弱視の程度で異なります。

斜視・弱視

片方の目の視線がずれている状態のことを斜視と言います。斜視が生じると片方の目の視線がずれているため、物が二重に見えてしまい、日常生活もままならない状態になります。
そのため脳が斜視の目から受けた刺激を抑制して二重に見えないようにしています。
抑制されてしまうので斜視の方の目の視力の発達が妨げられてしまいます。治療法は斜視の種類によって異なります。遠視が原因で起こる斜視の場合、眼鏡での矯正を行います。その他の斜視の場合、プリズム眼鏡手術により治療を行う場合もあります。

形態覚遮断弱視

生まれつきまぶたが下がる状態(先天性眼瞼下垂)により常に目に情報が入るのが妨げられる場合や、生まれつき白内障(先天性白内障)で光が目に入らない場合、視力の発達は妨げられます。
この場合、原因となる疾患の治療を行う必要です。