玉城眼科|眼科一般、小児眼科、白内障・緑内障の治療、コンタクトレンズ(小岩駅より徒歩5分)

医療法人社団 玉城眼科

高血圧・動脈硬化性眼底
(網膜静脈閉塞症)

高血圧性眼底・動脈硬化性眼底

網膜の血管は人間の身体の中でも細い血管です。そのため高血圧があると網膜の血管は身体中の血管の中でも早くから血管が細くなったり、血管壁がもろくなったりなどの動脈硬化性変化が出てきます。出血や白斑が生じることもありますが、この時点では視力低下などの自覚症状はほとんどありません。その状態が進行すると動脈や静脈が閉塞する網膜動脈閉塞症、網膜静脈閉塞症が生じてしまい重篤な視力障害を来してしまいます。検診や人間ドックで高血圧性眼底・動脈硬化性眼底を指摘された場合は内科と眼科を受診されることをお勧め致します。

網膜静脈閉塞症

網膜の静脈が全部閉塞してしまう網膜中心静脈閉塞症と、一部の静脈が閉塞する網膜静脈分岐閉塞症があります。
閉塞部位により症状は軽度から重度まで様々ですが、視力に関わる黄斑(網膜の中心部)に出血やむくみ(黄斑浮腫)が生じると視野の中心が障害され視力が低下します。

治療法
網膜のむくみを改善させるために硝子体注射(詳細は硝子体注射のページをご覧ください)を行います。黄斑浮腫を改善させ、中心部の視力の悪化を防ぐことができます。