糖尿病網膜症は成人の中途失明原因の第3位の病気です。
糖尿病網膜症は、糖尿病3大合併症(他に糖尿病腎症・糖尿病神経症)の一つです。
目の中にはカメラのフィルムの役割をしている網膜があります。血糖値が高い状態が続くと網膜の毛細血管が次第に閉塞して糖尿病網膜症が発症します。
初期は自覚症状が乏しいため、気がつかないうちに病気が進行して手遅れになってしまう事もあります。糖尿病と診断された方、糖尿病の治療をされている方で目の症状が無い場合でも定期的に眼科に受診され眼底検査を受けることが大事です。糖尿病網膜症と診断された場合でも早期発見・早期治療の徹底で、進行を遅らせることが出来ます。
糖尿病網膜症は糖尿病のコントロールの状態にもよりますが、糖尿病に罹患後約10年程度で発症します。その後徐々に進行していきます。